menchan オープンテストのお知らせ

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オープンテストへの移行について

これまでご協力いただいていたクローズドテスト(Alpha)から、この度「menchan」のオープンテストへ移行しましたのでお知らせします。オープンテストになったことで、より多くの方に気軽に試していただけるようになりました。

このアプリについて

メンダコがふわふわ泳ぐ癒し系アプリ。えさやり・なでる・お世話、海の生き物図鑑や写真投稿で毎日ほっこり癒されながら魚の名前を覚えよう!

ダウンロードはこちら

Google Play で menchan を見る

これまでの経緯

クローズドテスト(Alpha)時のご紹介記事はこちら:https://blue-water.pgw.jp/wordpress/2026/08/28/%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%89-%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88-alpha/

引き続き、不具合やご意見・ご感想がありましたらお気軽にお知らせください。

アプリ紹介(Google Play)

メンダコがふわふわ泳ぐ癒し系アプリ。お世話、海の生き物図鑑や写真投稿で毎日ほっこり癒されながら魚の名前を覚えよう!

 

メンダコがふわふわと漂い、近くの海スポットを紹介したり、一緒に魚の名前を覚え、撮った写真で海の図鑑を作る――そんな癒し系スマホアプリ「menchan」です。

【メンダコと一緒に、のんびり深海ぐらし】
メンダコはタップするとなでてあげられ、懐いてくれます。お腹が空いたら、えびやコンペイトウなどの「えさ」をあげてHPを回復させましょう。時間とともにHPは少しずつ減っていくので、毎日ちょっとずつお世話をしてあげてください。お世話を続けると、メンダコが成長していきます。

【海の生き物図鑑となまえクイズ】
チンアナゴやカクレクマノミ、ピグミーシーホースなど、いろいろな海の生き物たちが画面の中を泳ぎ回っています。名前を覚えると「なまえクイズ」に挑戦でき、正解すると経験値がもらえます。忘れたころにもう一度出題してくれる復習機能つきなので、遊びながら自然と名前を覚えられます。

【写真投稿で、あなただけの図鑑を】
実際にダイビングや水族館で撮影した海の生き物の写真を投稿すると、あなただけの図鑑ができあがります。撮影日時・場所・コメントを添えて記録でき、Googleアカウントと連携すればクラウドにバックアップされるので機種変更も安心です。QRコードでお友達になったユーザーと写真を共有する「お友達の写真」機能や、他のユーザーが公開した写真を見られる「みんなの写真」機能もあります。

【現在地から、近くの海スポットを紹介】
現在地情報をオンにすると、近くのダイビングポイントや水族館、離島、海岸などを海の仲間たちが教えてくれます(設定でオフにもできます)。

【デコレーションで、メンダコをおしゃれに】
帽子や洋服、アクセサリーなど、いろいろなデコアイテムでメンダコを着せ替えできます。コインを貯めてショップで購入したり、月替わりのアイテムをゲットしたりして、自分だけのメンダコに育てましょう。

【昼と夜、深海のうつろい】
画面の中の世界は時間帯によって昼夜が移り変わり、深海モードに切り替わるといつもと違う顔ぶれの生き物たちに出会えます。

【こんな方におすすめ】
・ダイビングや海の生き物が好きな方
・スマホでのんびり癒されたい方
・図鑑や生き物の名前を覚えるのが好きな方
・撮った海の写真を記録・共有したい方

アプリ内には、コインパックや写真保存容量アップの追加購入(アプリ内課金)もご用意しています。

ぜひ「menchan」で、あなただけのメンダコとのんびりとした毎日をお過ごしください。

10月のデコアイテム「はちまき」が登場!

いつも「menchan」で遊んでくれてありがとうございます!
10月ショップに並ぶ「今月のデコ」は、体育の日シーズンにぴったりの
「はちまき」です🎽

はちまきメンダコ

キリッと結んだ赤いはちまきを着けると、メンダコの「めんちゃん」がちょっぴり気合の入った表情に……?
潜水艦にびっくりしたシーンでも、はちまきがしっかり揺れて主張してくれます。

はちまきアイテム

  • 価格: 200コイン
  • 購入方法: 画面下メニューの🛍ショップ → 「今月のデコ」から購入
  • 装着方法: 購入後、設定画面の「デコ」メニューから着せ替えできます

コインは経験値を100ためるごとに+10c、投稿写真がみんなに公開されると+10cもらえます。
ぜひ集めて、めんちゃんをおしゃれにしてあげてください!

ホンダ・日産SDV協業×Unity 7 CoreCLR移行:2027年へ向けた車載HMI開発の技術転換点

2026年後半、日本の車載HMI・SDV(ソフトウェア定義車両)開発現場はふたつの大きな変動に直面しています。ホンダと日産のSDVプラットフォーム協業拡大と、Unity 7(2027年Q1リリース予定)へのCoreCLR移行です。この二つの潮流が交差するいま、自動車OEMのHMI開発戦略は新たな岐路を迎えています。

ホンダ・日産SDV協業:ECU共通化が加速するHMI標準化競争

2026年7月末、ホンダと日産は次世代SDVの基幹システムとなるOSおよびECU(電子制御ユニット)の共同研究・開発を拡大すると発表しました。三菱を含むグループ各社の系列サプライヤーも巻き込み、コスト削減と米中メーカーへの対抗軸を構築する狙いです。両社は車両API・電子電気アーキテクチャ・データフォーマットの標準化を2026年中に急ピッチで進める計画であり、この標準化の枠組みの中でHMIフレームワークとしてのUnityの採用範囲が改めて問われています。マツダのCX-5(国内量産車初のUnity HMI搭載)やトヨタとの協業が先行する一方、ホンダ・日産連合が独自のSDVエコシステムを構築すれば、Unity対応の技術仕様が多様化するリスクも生まれます。

Unity 7 CoreCLR移行:2027年Q1リリース確定の車載インパクト

Unite Seoul 2026で発表されたUnity 7は、2026年12月にベータを開始し、2027年Q1(1〜3月)の正式リリースが確定しています。最大の技術変更はMonoからMicrosoft CoreCLRへの完全移行です。.NET 10・C# 14対応、Play Mode高速起動、シェーダービルド約90%短縮など、パフォーマンス改善は車載HMI開発にも直結します。

  • メモリ効率向上:CoreCLRの最新GCが車載組み込み環境での安定動作を支援
  • CI/CD最適化:ビルド高速化により量産HMIの検証サイクルが短縮
  • 移行負荷軽減:Unity 6からプロジェクト再構築なしで移行可能と公約

IDAO+Unity 7移行:開発現場に重なる二重圧力と対応指針

2026年8月4日に発表されたIDAO(Internal Deployment Add-On)は、社内配布アプリへの人数課金を2027年8月から本格適用します。Unity 7への移行準備とIDAO対応が同時期に重なることで、車載HMI開発部門は技術・ライセンスの両面で先行整理が急務となっています。既存アプリは2027年3月31日までに登録すれば適用除外となるため、移行ロードマップと登録手続きを早期に確定することが重要です。

まとめ:日本SDV競争とUnityの位置づけ

ホンダ・日産のSDV標準化、Unity 7 CoreCLR移行、IDAO新料金の三つの変化が同時進行するなか、Unity採用を進める日本の自動車OEMにとって、2026年下半期は戦略の再整備を迫られる重要な局面です。早期の技術検証と移行計画の策定が、2027年以降のSDV開発競争を左右するカギとなります。

参考情報

Unity Industry新料金IDAO:車載HMI・SDV開発現場に波紋、2027年本格運用へ

Unity Industryに「IDAO」新ライセンス体系が登場

Unity Technologiesは2026年8月4日(日本時間)、産業用途向けプラン「Unity Industry」に対して新たなライセンス体系「Internal Deployment Add-On(IDAO/内部展開アドオン)」を発表した。Unityで制作したアプリケーションを組織内のユーザーへ配布する際、月間アクティブユーザー(MAU)数に応じて年額が加算される仕組みだ。

料金体系は、Unity Industryライセンス保有者を除く社内ユーザー100MAUまでは既存ライセンスに含まれる。101〜500ユーザーの「Starter」ティアは年間112万5,000円、501〜5,000ユーザーの「Scale 1」ティアは年間600万円となる。超過分は100MAU単位で15万円のパック購入が可能だ。

自動車・SDV開発への直接的影響

IDAOが特に注目されるのは、Unity Industryを車載HMI開発や工場内デジタルツインに活用する自動車メーカーやTier1サプライヤーへの影響だ。社内の設計・検証担当者や製造ライン作業者がUnityベースのHMIシミュレーターや3Dビューアを日常的に利用している場合、MAUが100を大きく超える可能性がある。マツダの新型CX-5やトヨタ・レクサスの次世代HMIといった国内OEMでのUnity採用が広がるなか、開発コストの再試算が急務となっている。

既存アプリへの猶予措置

Unity Technologiesは移行期間を設けており、2026年8月3日以前に稼働済みのアプリケーションは2027年3月31日までにIDAOポータルへ登録することで適用除外となる。また新規アプリも2027年8月1日まで猶予があり、IDAO本格運用は2027年8月から開始される。

産業DXカンファレンス PLUS 2026で示された技術方向性

IDAOの翌日となる8月5日には「Unity 産業DXカンファレンス PLUS 2026」がオンラインで開催され、合計24講演が無料配信された。SDV(ソフトウェア定義車両)や車載HMIの最先端活用事例、Unity AIを活用した設計・検証ワークフローの効率化など、自動車業界が直面する課題への解決策が提示された。

CEDEC 2026でのUnity最新技術動向

7月22〜24日にパシフィコ横浜ノースで開催されたCEDEC 2026では、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンがゴールドスポンサーとして3セッションを実施した。Unity AIの実践的活用事例、最新3D/2Dグラフィックス機能の解説に加え、MonoからMicrosoft CoreCLRへの.NETランタイム移行事例も披露された。CoreCLRは現代的なガベージコレクタや最新C# 14対応をもたらし、Unity 6.8でのMono完全置き換えを予定。車載組み込みプラットフォームでの動作安定性と実行性能の向上が期待される。

参考情報

Unity Pipeline Automation始動:PLM直結で加速する車載3Dアセット開発の新標準

Unite Seoul 2026で発表された「Pipeline Automation」が自動車業界に与える衝撃

Unity Technologiesは2026年7月に開催されたUnite Seoul 2026において、次世代の3Dアセット処理基盤「Unity Pipeline Automation」を正式発表した。APIコンピュートレイヤーを介してPLM(Product Lifecycle Management)システムから直接3D CADアセットを取得し、自動で変換・最適化・配信までを一気通貫で行う仕組みで、11月の一般提供開始が予告されている。車載HMIやコンフィギュレータ開発の現場で長年ボトルネックとなってきた手作業の変換工程を根本から刷新する動きだ。

従来のCAD→HMIフローが抱えていた課題

OEMやTier1がCATIAやNXで作成した設計データを車載GUIやショールーム向けリアルタイム3Dアプリに転用する際、これまではPixyzによる軽量化、テクスチャ再貼付、USD変換など多段の手動作業が必要だった。SDV(Software-Defined Vehicle)が本格化しHMIアセットがギガバイト級に膨れ上がる今、この属人的なパイプラインが開発スピードを大きく制約していた。

PLM連携による「設計と体験の同期」

  • PLMへのHTTPリクエストによる最新CADの自動取得
  • USDへの変換とLOD最適化をクラウド側で完結
  • Asset Managerを介した組込みLinuxやWebGPU端末への即時配信
  • Unity CLIおよびMCPサーバーによるCI/CD統合

これにより、設計変更が発生した瞬間にコックピットのグラフィクスやコンフィギュレータUIへ反映される「設計と体験の同期」が現実解となる。

自動車メーカーへの実務インパクト

Unity CLIとMCPサーバーがサブスクリプション不要で無償提供される点も見逃せない。既にトヨタ・レクサスの次世代HMIやマツダCX-5のCDCでUnityが採用されている国内OEMにとって、Pipeline Automationの導入は開発工数の圧縮のみならず、機能安全認証プロセスにおけるトレーサビリティ確保にも直結する。産業向けに拡張されたUnity Industry Cloudと組み合わせれば、デジタルツイン、XRデザインレビュー、工場データ可視化までを同一パイプラインで扱えるため、車載領域を超えた製造業DXの共通基盤化が進むとみられる。

今後の見通し

2026年11月のGA(一般提供)に向け、OEM各社は既存のPixyzワークフローとの統合検証を急ぐ段階に入る。SDV時代の勝敗を分けるのは、いかに素早く設計変更をユーザー体験へ届けられるかであり、Pipeline Automationはその競争軸を明確に押し上げる存在となりそうだ。

参考情報

パナソニック×Unity×マツダCX-5:日本初量産車Unity搭載CDCが拓く車載DXの最前線

パナソニック、新型マツダCX-5にUnity 3Dエンジン搭載のCDCを初採用

2026年7月7日、パナソニックオートモーティブシステムズはマツダの新型MAZDA CX-5向けに自社のコックピットドメインコントローラー(CDC)が採用されたことを発表した。注目すべきは、同社が日本の自動車メーカーとして初めてUnity 3Dエンジンを量産車の車載システムへ統合した点だ。インフォテインメント(IVI)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、メータークラスターを一元的にコントロールするCDCにUnityが組み込まれたことで、次世代デジタルコックピットの実用化が大きく前進した。

UnityエンジンがCDCにもたらすリアルタイム可視化革命

今回の統合によって、車両のドア開閉状態やウインカー、周辺環境情報などをリアルタイムで高精細なグラフィックスとして運転者に伝えることが可能になった。Unityのリアルタイム3Dレンダリング技術がコックピット全体の視覚体験を刷新する。

  • 統合制御:IVI・HUD・メータークラスターを単一CDCで一元管理
  • 高精細グラフィックス:Unityエンジンによるリアルタイム車両情報の視覚化
  • OTAアップデート対応:ソフトウェア定義車両(SDV)として継続的な機能強化が可能

新型CX-5は欧州で2025年12月にデビューし、日本では2026年5月に発売。国内累計受注台数は2026年6月21日時点で1万台を超え、月間販売目標の5倍ペースと好調だ。

CEDEC 2026でUnityが提示する開発の未来

7月22〜24日にパシフィコ横浜ノースで開催される「CEDEC 2026」にUnityはゴールドスポンサーとして出展し、3つのセッションを実施する。

  • Unity 3D・2Dグラフィックス最新情報(7/23 10:50〜):Unity 6.5の3D・2Dレンダリング強化内容
  • Unity AIを使った実際のゲーム開発(7/23 13:20〜):AIエージェント活用のプロトタイピング事例
  • CoreCLR移行事例:MMORPG「ロードナイン」から学ぶ(7/23 14:40〜):スマイルゲートの実装事例を通じたパフォーマンス改善の知見

これらの技術革新はゲーム開発に留まらず、車載HMIのリッチなUI実現やAIエージェント活用によるHMI体験高度化にも直結する内容として業界から注目されている。

Unity 6.7とSDV時代における車載展開の加速

現在Alpha公開中のUnity 6.7は2026年末にLTS(長期サポート版)としてリリース予定で、Embedded Linux・QNX・Android・Windowsといった組み込みプラットフォームへの正式対応が予告されている。パナソニックのCDC採用によって、UnityはTier1サプライヤー経由での量産車搭載という新たなルートを確立した。Toyota・Mazda・Hondaなど日本の主要自動車メーカーがUnityを車載開発に採用する流れが加速する中、CDCレベルでの統合は車載UIのソフトウェア化(SDV化)を一層推進するものとして業界内で大きな関心を集めている。

参考情報

Claude Codeから自然言語でFreeCADを操作!MCP サーバーのセットアップ方法

AIで3Dモデリングができる時代へ

「3Dモデルを作りたいけど、FreeCADの操作が難しくて…」そんな悩みを持つ方に朗報です。FreeCAD MCP(Model Context Protocol)サーバーを使えば、AIアシスタントのClaude Codeに話しかけるだけで3Dモデルを作成・編集できるようになります。

MCPとは何か?

MCPとは、AIアシスタントが外部ツールを操作するための標準的な仕組みです。今回はこのMCPを使って、Claude CodeとFreeCADを橋渡しするサーバーを立ち上げます。

必要なものを準備しよう

  • FreeCAD(インストール済み)
  • Python 3.12以上
  • uvパッケージマネージャー
  • Claude Code CLI

セットアップの流れ

① リポジトリのクローンと環境構築

まずGitHubからfreecad-mcpをクローンし、uv sync --system-certsで仮想環境を作成します。企業プロキシ環境ではSSLエラーが出ることがありますが、--system-certsオプションやgit -c http.sslVerify=falseで対処できます。

② FreeCADにアドオンをインストール

リポジトリ内のaddon/FreeCADMCPフォルダを、FreeCADのModディレクトリへコピーします。Windowsなら%APPDATA%\FreeCAD\Mod\、Linuxなら~/.FreeCAD/Mod/が対象です。

③ Claude CodeにMCPサーバーを登録

以下のコマンドでMCPサーバーを登録します。

claude mcp add -s user freecad /path/to/freecad-mcp/.venv/Scripts/freecad-mcp.exe

ポイントは-s userを必ず付けること。省略するとそのプロジェクトでしか使えなくなります。

④ FreeCADでRPCサーバーを起動

FreeCADを起動し、ワークベンチ一覧から「MCP Addon」を選択。ツールバーの「Start RPC Server」をクリックすると、ポート9875で待機状態になります。

実際に使ってみよう

設定が完了したら、Claude Codeのチャットに話しかけるだけです。

「10mm×10mm×10mmのボックスを作って」

と入力すれば、Claudeが自動的にFreeCADのツールを呼び出して3Dモデルを生成してくれます。もちろん、コードで直接ツールを呼び出すことも可能です。

使えるツール一覧

  • create_document:新規ドキュメント作成
  • create_object:オブジェクト追加
  • edit_object:オブジェクト編集
  • execute_code:Pythonコード実行
  • get_view:スクリーンショット取得
  • run_fem_analysis:FEM(有限要素法)解析実行

まとめ

FreeCAD MCPを使えば、3Dモデリングの専門知識がなくても自然言語で形状を作れます。さらにFEM解析までClaudeから実行できるため、設計作業の自動化にも大きく貢献します。AIと3DCADの組み合わせは、ものづくりの新しい可能性を切り開く技術です。ぜひ試してみてください。

UnityでMCPツールが「ファイル名が長すぎます」エラーになった時の解決策

Unity のMCP(モデルコンテキストプロトコル)ツールを使ってC#コードを実行する際に、こんなエラーが出ることがあります。

Error running mono.exe: ファイル名または拡張子が長すぎます。

なぜこのエラーが起きるのか

UnityのMCPツールは、通常「CodeDom」という仕組みでC#をコンパイルします。このCodeDomは、コードをコンパイルする際にWindows上でmono.exeというプログラムを起動しますが、その時に使用するアセンブリ(DLL)のパス情報をコマンドラインで渡します。

Unityプロジェクトが多くのパッケージを使っていると、これらのパス情報が合計で長くなりすぎて、Windows が許可している文字数の制限(260文字)を超えてしまい、エラーになるのです。

解決策:Roslyn を使う

CodeDom の代わりに「Roslyn」(マイクロソフトの公式なC#コンパイラ)をメモリ内で直接動かすことで、この問題を回避できます。幸いなことに、Unityには既にRoslynが組み込まれているので、それを有効化するだけです。

実装方法

以下のコードを Assets/Editor/RoslynLoader.cs として保存してください。

[InitializeOnLoad]
static class RoslynLoader
{
    static RoslynLoader()
    {
        var editorData = Path.GetDirectoryName(UnityEditor.EditorApplication.applicationPath);
        var roslynDir = Path.Combine(editorData, "Data", "MonoBleedingEdge", "lib",
                                     "mono", "msbuild", "Current", "bin", "Roslyn");

        var dlls = new[]
        {
            "System.Collections.Immutable.dll",
            "Microsoft.CodeAnalysis.dll",
            "Microsoft.CodeAnalysis.CSharp.dll",
        };

        foreach (var dll in dlls)
            if (File.Exists(Path.Combine(roslynDir, dll)))
                Assembly.LoadFrom(Path.Combine(roslynDir, dll));
    }
}

このコードはUnityの起動時に自動実行され、RoslynのDLLファイルをメモリにロードします。[InitializeOnLoad]属性により、Unityが起動するたびに自動的に実行されます。

確認方法

実装後、MCPツールで以下のコードを実行してみてください。

return System.Type.GetType(
    "Microsoft.CodeAnalysis.CSharp.CSharpSyntaxTree, Microsoft.CodeAnalysis.CSharp"
) != null ? "Roslyn有効" : "未ロード";

「Roslyn有効」と表示されれば成功です。これで長いファイルパスの問題が解消され、エラーなくコードが実行できるようになります。

GnuCashで日本株の株価を自動取得する(PostgreSQL&Perl連携)

GnuCashで日本株の株価を自動取得する(PostgreSQL&Perl連携)

GnuCashの株価取得問題とは

日本の株価の取得は長らく
http://liosk.blog103.fc2.com/blog-entry-185.html
https://github.com/LiosK/Finance–Quote–YahooJapan
にお世話になってきました。GUI,CLIとも取得できていたのですが、 gnucash-cli --quotes get ではあるバージョンから取得できなくなりました。これは GnuCash が内部で「yahoo_japan」というデータ源を認識していないためです。

なぜこんなことが起きる?

GnuCash の GUI版では初期化順序が異なるため動作しますが、CLI版では未知のデータ源をスキップしてしまいます。つまり、CLI でyahoo_japanを使用するには、別のルートでデータを集める必要があるということです。

解決策:Finance::Quote で直接 DB に書き込む

GnuCash-CLI を使わず、Perl の Finance::Quote モジュールを使って、PostgreSQL データベースに直接株価を書き込みます。この方法なら yahoo_japan をCLIからも使えて問題を回避でき、Windows・Ubuntu の両環境で動作します。

GnuCash株価取得スクリプト実行画面

セットアップ手順

【Windows の場合】

  • Strawberry Perl をインストール
  • スクリプト内の DB接続先(PostgreSQL IP)を確認
  • 環境変数 ALPHAVANTAGE_API_KEY、FQ_CURRENCY を設定
  • Perl スクリプトを実行

【Ubuntu の場合】

注意点

  • 日本株シンボル:「7203.T」ではなく「7203」(4桁)で指定
  • Alpha Vantage の制限:無料枠は 1日 25リクエストまで
  • GnuCash の DB ロック:GUI版を起動しながらでは動作しません。スクリプト実行時は GUI を閉じてください

まとめ

GnuCash と PostgreSQL、Perl を組み合わせることで、日本株を含むあらゆる資産の株価を自動取得・更新できます。一度セットアップすれば、cron等で毎日自動で最新の価格情報が DB に反映されるため、管理がより正確になります。Windows・Linux 両対応なので、どのような環境でも導入可能です。