スマートウォッチ型ダイブコンピュータが進化する2026年
2026年のダイビング機材市場では、スマートウォッチ型ダイブコンピュータが急速に進化しています。従来の深度・時間計測にとどまらず、生体センサーやAI、さらには水中通信機能まで統合されたモデルが続々と登場し、ダイバーの安全性を新次元へと引き上げています。
世界初の水中ソーナー通信:Huawei Watch Ultimate 2
2025年9月にグローバル発売されたHuawei Watch Ultimate 2は、150m防水対応のスマートウォッチ型ダイブコンピュータです。最大の特徴は世界初のソーナーベース水中通信システム。電磁波や光が伝わりにくい水中でも音波を活用し、半径30m以内のダイバー同士でプリセットメッセージや絵文字を送受信できます。さらに半径60m以内へのSOSアラート機能も搭載し、グループダイブの安全管理を大幅に強化しました。466×466ピクセルの高輝度AMOLED(3500nit)ディスプレイはダイブデータを色分け表示し、限界値接近を視覚的に警告します。
生体センサー連携が次世代の標準に
2026年のダイブコンピュータで注目されているのが、生体センサーとの深い統合です。主要モデルに搭載されつつある機能は以下の通りです。
- 心拍変動(HRV)モニタリング:個人の体調をリアルタイムで減圧アルゴリズムに反映
- 皮膚温度センシング:低体温リスクを早期に検知しアラート
- AIによる異常検知:窒素酔いや過呼吸の兆候をダイバーが自覚する前に警告
TUSAの「ディーシーソーラー IQ1203」はソーラー充電方式で長期遠征にも対応。「Element III IQ1101」はユーザー自身でバッテリー交換できる設計で、コストを抑えた実用派モデルとして人気を集めています。
9月のASIA DIVE EXPO JAPAN 2026でさらなる新製品に期待
2026年9月25日〜27日に東京ビッグサイトで開催予定の「ASIA DIVE EXPO JAPAN 2026」では約50社が最新機材を展示予定です。スマートダイブコンピュータをはじめ、ウェアラブル安全機器の新モデルが多数発表される見込みで、秋のダイビングシーズンに向けた注目イベントとなりそうです。
参考情報
- DIVE BIZ SHOW 2026開催 メーカー各社が新製品・注目モデルを発表 | オーシャナ
- New Huawei Watch Ultimate 2 features underwater messaging – DIVE Magazine
- Exploring the Next Generation of Wristwatch Dive Computers – InDEPTH
- Best Scuba Diving Equipment 2026: Innovations, Eco Materials – Mares
- ASIA DIVE EXPO JAPAN 2026 開催概要
- 2026 Scuba Diving Trends: AI, Cold Water, and the Future of Gear
