水中スクーター(DPV)の進化が止まらない2026年
水中をより自由に、より遠くまで探検したいダイバーにとって、DPV(ダイバープロパルジョンビークル)=水中スクーターは今や欠かせない機材のひとつとなっています。2026年は、ハイパワーモデルから旅行対応のコンパクトモデルまで各メーカーの競争が激化し、ダイバーの選択肢がかつてなく広がっています。今回は注目モデルと選び方のポイントを徹底解説します。
SUBLUE Vapor:最高速度10km/hのパワーモンスター
中国発の水中テクノロジーブランドSUBLUEが投入した「Vapor」は、業界最高クラスの最高速度10km/h(6・8・10km/hの3段階切替)、最大推力21kgを誇る本格派DPVです。最大潜水深度40m対応で、洞窟や沈船探索など広範囲のダイビングに威力を発揮します。日本での販売価格は税込495,000円と高価ですが、そのスペックは圧倒的で、本格的な水中探検を目指すダイバーに最適です。
Lefeet S1 Pro:旅行ダイバーに最適な航空機持ち込み可モデル
コンパクトさを極めた「Lefeet S1 Pro」は、重量わずか2.3kg・最大速度6.5km/h・最大駆動時間70分という高い実用性を備えながら、バッテリーが航空機持ち込み基準をクリアしているのが最大の魅力です。モジュラー設計によりシングル/デュアルハンドルやタンクマウントなど多彩な装着方式に対応。価格帯も約7万円台とリーズナブルで、レジャーダイバーにも手の届きやすい一台です。
SUEX VRシリーズ:テクニカルダイバーの定番ブランド
イタリアのSUEXは、テクニカルダイビング向けDPVのトップブランドとして不動の地位を誇ります。VRシリーズにはエントリー向けの「NEMO VR」、高パワーの「QUANTUM VR」、トラベルフレンドリーな「VOYAGER VR」の3モデルが揃い、ダイバーのレベルや用途に応じて選べるラインアップが充実。2026年もデモデー(試乗体験会)を各地で実施し、新たなユーザーの裾野を広げています。
DPV選びの4つのポイント
- 用途・スタイル:レジャー中心かテクニカルダイビングかで必要スペックが大きく変わる
- 携帯性:旅行で使うなら航空機持ち込み可の機種を選ぶことが必須
- 最大速度・駆動時間:広いエリアを探索するほど高スペックが有利
- 予算:7万円台〜50万円台まで幅広く、性能と価格のバランスを見極めよう
まとめ
2026年の水中スクーター市場はエントリーモデルから本格派まで選択肢が充実し、ダイビングスタイルに合わせた最適な一台を見つけやすい環境が整っています。PADI・SDI・TDIのDPV専門コースを受講して安全に活用すれば、これまでとは一味違う広大な水中世界が広がります。ぜひ今夏のダイビング計画にDPVを組み込んでみてください。
